コンテ、サッリ、ゾラ、この 3人の契約で何が起きているのか

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画像出典元 football.london

英メディアや伊メディアを中心に錯綜しているチェルシー次期監督人事について、簡単ながらまとめた記事がありました。現監督コンテ、次期監督候補サッリ、そのアシスタントになるゾラ、この 3人に何が起きているのでしょうか。

 

引用記事の和訳

現監督アントニオ・コンテと契約解除するのか

アントニオ・コンテがマンチェスター・ユナイテッドを 1-0 で破ってチェルシーの FA カップ優勝に導いてから、今日で 1ヶ月をマークしています。

その勝利は、コンテの初年度でプレミアリーグのタイトルを獲得したことから、2年間でブルースにとって 2大トロフィーを獲得したことを意味する。

しかし、短期間での成功にもかかわらず、イタリア人はスタンフォード・ブリッジでの3年契約の最後のシーズンの指揮を執る機会を与えられず、週内に解任されるという噂が出ていた。

しかし、さらに 3週間が経過し、コンテはまだ監督の役割を担っている状況であり、次シーズンも引き続きチェルシーに滞在する可能性はあるのだろうか?

答えは可能性が低いと思われる。しかし、この場合コンテに支払わなければならない違約金の問題が発生する。

2016-17 シーズンのプレミアリーグで優勝した後、コンテはブルーズと新たな契約を結んだが、これは契約延長に関するものでは無く、彼の給料を引き上げるものだった。これにより、チェルシーはコンテと彼のスタッフがクラブを離れるために 900万ポンド(約13億円)を支払う必要があるのだ。

引用元 football.london、和訳者 cheren

マウリシオ・サッリとの契約の問題点

次に、彼の後継者について語る。前のパリ・サンジェルマン監督だったローラン・ブランに数日間興味を持っていたにもかかわらず、元 SSC ナポリ監督のマウリシオ・サッリに狙いを定めた。彼は、一年中真夏のように最前線で辣腕を振るう監督だ。

サッリはもはやナポリの監督ではない。彼は 5月23日に元チェルシー監督だったカルロ・アンチェロッティに取って代わられた。しかし、サッリはナポリと 2020年まで続く契約を結んだことで、チェルシーがサッリを獲得するためにはナポリに対価を払う必要があった。

彼には額として約 800万ユーロ(約11.6億円)の違約金条項があり、これをチェルシーは払えなかった。しかし、後の交渉によりブルーズはサッリを450万ユーロ(約6.5億円)で獲得できると考えられている。

しかし、チェルシーがサッリの移籍について交渉する必要があるナポリのアウレリオ・デ・ローランティス会長は、両クラブの間に何の関係もなかったと主張しているのだ。

「新聞で発表されてはいるが、チェルシーからの電話は一度も届かなかった。もしそれがあったのなら、私は丁寧に座って、耳を傾け、反映し、ナポリにとって最善の反応を出すだろう」とローランティスは、イタリアメディアの Corriere dello Sport に対してコメントした。

「私は一つのことを明確にしたい。これは虐待されるべきクラブではなく、これは過小評価されるクラブではない。私はここで議論するためにここにいる。

「しかし、それ以来サッリと話していないし、彼も決して電話しなかった。リーグでのクロトーネとの最終戦の後、私は待っていたが、彼とマネージャーのペレグリーニも聞いてこなかった。」

しかし、ローランティスは誇張しているのかもしれない。イタリアからの報告では、サッリが今週チェルシーに加わることを約束したことが報じられており、この長いやりとりはついに終わる可能性があることを示唆している。

引用元 football.london、和訳者 cheren

ジャンフランコ・ゾラがスタンフォード・ブリッジに帰ってくる?

イブニング・スタンダードは、チェルシーレジェンドのジャンフランコ・ゾラが次のシーズンにサッリのアシスタント・マネージャーとなることについての詳細を整理するため、ロンドンに飛ぶ予定であることを報告している。

チェルシーが最終決定を下していないという事実は、クラブの全体的な方向性に明白な影響を及ぼしている。現時点では、マイケル・エメナロが昨年 11月に去って以来、まだテクニカルディレクターが決まっていない。

一方で、ワールドカップに出場する選手達はクラブで僅かな時間しか残されておらず、サッリは選手たちに対して自分の方針を浸透させる時間を割かないかもしれない。

チェルシーは 7月23日にパースで最初のプレシーズン試合を行うが、これはワールドカップ決勝のわずか8日後である。よって、ワールドカップに出場した選手達の一部は、休暇のためプレシーズンの遠征に帯同しないことをfootball.london は理解している。

しかし、ヨーロッパのニースとダブリンでの日程は、サッリが最終的に任命されるべきであることを意味し、実際に 8月5日にコミュニティシールドの前に彼の選手たちと協力する時間がある。

引用元 football.london、和訳者 cheren

 

チェルシーの次期監督人事について何故こんなにややこしいことになっているのでしょうか。

それは、今シーズンのコンテの成績に納得しなかったアブラモビッチオーナーが監督を入れ替えようと強権を揮うにもかかわらず、スタンフォード・ブリッジの改修計画を頓挫させる(こちらの記事)ことでも見えるように、挿げ替えに必要な色んな支出をケチっていることにつきます(こちら記事を参照)。

これは、こちらの記事のように、英の大富豪ジム・ラットクリフ氏によるチェルシー買収計画が表沙汰になったことでもわかるように、明らかにアブラモビッチ氏は支出が嵩むのを避けています。これは 15年前の 2003年にチェルシーのオーナーとなって以降、ドイツの小皇帝 MF ミヒャエル・バラックや、ウクライナの矢 FWアンドリー・シェフチェンコ、DF アシュリー・コールを次々に大金を投じて獲得した、所謂油マネーの時代から比較すると、求心力に陰りが見えかけているのかもしれません。

ちなみに、この記事ではゾラについての詳細は全くといっていいほど記載されていませんでした。監督人事に関するゾラの立ち位置やゾラが来シーズン担当すると思われる仕事の詳細については、現地でも掴みかねているということなのでしょうか。

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