チェルシー監督サッリは戦術的に頑固でプランBのアイデアに欠けている

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画像出典元 Evening Standard

昨日行われたプレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ FC 戦で不覚を取ったチェルシーについて、地元メディアがサッリの采配に批判的な意見を述べています。格下といってよいチームに逆転を食らった後、これといって打開策も打てずに敗北したシーンが相当な悪材料として働いているようです。

 

引用記事

マウリツィオ・サッリは、チェルシーの監督としての新婚時代が終わったときのような気分を発見し始めている。

かつてのルイス・フェリペ・スコラーリやアンドレ・ビラス・ボアスの事例が無ければ、サッリの地位がわずか 5ヶ月で脅威に晒されていることを示唆することは愚かだと思われるだろう。しかし、イタリア人は後回しではなく、一刻も早く自分のレパートリーに新しいゲームプランを追加する必要がある。

チェルシーの監督として非常に有望なスタートを切ったものの、ここにきて対戦相手が戦術を理解した証拠が目に見えて増えてきている。

その結果だけみても、チェルシーはプレミアリーグ開幕後の最初の 5試合を勝利で終えて以来、次の10試合ではわずか 4勝を上積みしたのみだ。彼らは昨夜 5位を確保したはずだったが、1-0 とした後にチャンスを失ってしまった。そして、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ FC に 2つの不注意なゴールをプレゼントしてしまった。

サッリは、ヌーノ・エスピーリト・サント監督率いる選手たちがレベルを引き上げた後、自軍の選手たちの貧弱な反応に疑問を抱いていた。彼らは敗北によって欠点を曝け出した。

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「私たちは突然全く別のチームになった。」とサッリは語った。 「私のサッカーは適切な距離が無かった。なぜか分からない。」

「私は本当にとても心配している。結果ではなく、最初のゴールに反応しなかったという事実についてだ。私たちはまったく反応しなかったので、私はこれを本当に心配している。」

しかし、チェルシーとつながっている人なら誰でも、サッリはカムバックを促すためにもっとうまくや​​り遂げることができた筈だったと思うかもしれない。

サッリは、彼がそれから少しも変えることのない彼の「ビジョン」にそれほどまでに傾倒している。これは、彼の抱えるサブの選手たちが並外れて異常ということではなく、単に似たようなタイプであることを意味する。

チェルシーがセカンドハーフ半ばに 1-2 と劣勢になった後、前 SSC ナポリ監督は立て続けに 3回の速い選手交代を行った。しかし、試合開始時に使用したフォーメーション 4−3−3 は同じままだった。

だから 1人のストライカーが別の選手に置き換わった。FW アルバロ・モラタに代わり FW オリビエ・ジルー、FW ウィリアンに代わって FW ペドロ、そして最後の交代枠で MF 3人のメンバーだった MF エンゴロ・カンテに代わって MF マテオ・コヴァチッチがピッチに降り立った。

ウルブズを驚かせた 3人の交代のうち唯一のものが、チェルシーの最高額プレイヤーであるカンテを交代させたことだった。それでも、これらはウルブズにとって居心地の良いゾーンからチームをノックアウトする戦術の類としては殆ど功を奏さなかった。

この戦術のどこに繊細なアイデアがあったのか?サッリの 570万ポンド(約8.2億円)の給料を支払う人たちは、その分のお金をもっと期待できるところに使いたかったかもしれない。

サッリは彼が自身の哲学に完全に尽力していることを示している。ある意味ではそれは賞賛に値するが、言い換えれば、それが頑固だということになる。

昨夜、ホームサイドが攻勢に出て、ディフェンスに立ち向かったチェルシーを彼らはあっさりと無力化した。

例えば、モラタを交代させた際、4日前にトッテナム・ホットスパー FC 戦でアーセナル FC がハーフタイム後に好調な結果を手繰り寄せた工夫のように、残った 2人の FW をフロントに切り替える可能性は、チェルシーには一切感じられなかった。

先月末、チェルシーがスパーズに完敗する今シーズンの初敗北を喫した試合で、彼らは中盤のポジションからカンテを外して弱点を暴き出し、ディフェンシブマインドの少ない MF ジョルジーニョが布陣する中盤に特攻をかけた。

このような明らかな戦術だったにもかかわらず、サッリは不動のままであり、攻撃的なフェーズで技術的に改善するのはカンテの判断であると主張している。おそらく、昨夜の彼の早期の交代を考えれば、カンテはその分野では不足しているだろう。

もし土曜日のスタンフォード・ブリッジでの試合もこの試合と同じように並ぶなら、マンチェスター・シティ FC は明らかに彼らは舌舐りでそのチャンスを伺うだろう。

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少なくともサッリは、彼が信頼したチームの控えメンバーたちにプレミアリーグのウルブズ戦で輝く機会を与えた。

MF ルーベン・ロフタス・チーク、MF セスク・ファブレガス、DF アンドレアス・クリステンセンは、遂にシーズンのリーグ戦でスターティングメンバーのチャンスを得た。そして 3人全員が印象的だった。GK ケパ・アリザバラガがウルブズ FW ラウル・ヒメネスの駆け込みを許してしまうまでは。

クリステンセンとウィリアンは、数秒後にボールから離れてしまい、MF ディオゴ・ジョッタがファーポストでタップした。

チェルシーは、審判ジョナサン・モスによって無視された 2つのペナルティアピールを持っていた。最初は DF コナー・コーディが前半にファブレガスと衝突したシーン、それから DF ウィリー・ボリーがリスタート後にモラタと衝突したシーンだ。

しかし、実際には、ブルーズは守備と攻撃の両方で間違いを犯してその報いを受けた。こういったプレーに対してはマンチェスター・シティもアドバンテージを持つはずで、サッリの采配に更に注目が集まるだろう。

引用元 Evening Standard、和訳者 cheren

 

破竹の快進撃からサッリ・ボールを研究されつつあるなか、まさに今が耐え時。まだ就任して間もない状態ですし、サッリ監督の巻き返しに期待しています。

 

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